皆さん、いかがお過ごしでしょうか。今日は朝から雨が降る中、寒い思いをしての通勤の方々も多くいらっしゃったのではないでしょうか。関東では大雪だとのニュースも流れる中、出社する途中、車両事故現場を2件通過してきました。どうぞ、通勤、営業で車を運転される方は安全運転に十分注意されてください。
さて、仕事柄、たくさんの方々とお話させて頂く機会があり、その中でのお話をご紹介させて頂きます。
葬儀相談に来場された方でした。相談者と葬儀対象者との間柄は親子。「父が危ないので相談しに来ました」病院へお見舞いに行かれた帰りに、担当医から「あともって1週間でしょう。葬儀社から見積をとり、万一の時に備えてください。」そう告げられ、近所の葬儀社2件に相談され見積をとられておられました。・・・息子の立場からすると、とてもきついですよね。耐え難きこととは、こういう事を言うのではないかと思います。幼少期は独り立ちできるよう厳しさと優しさを併せ、成熟期からは一人の男として酒も酌み交わし、長年寄り添い、共に歩んできた父とのお別れをする葬儀相談。
こんな時、私が一番大切にしていることがあります。それは、精一杯、どれだけ「ご家族と寄り添えるか」そしてそのご家族が大切な方を送る葬儀で、どれだけ「その方らしく」送れるかを大切にさせていただいています。
とても大切な方を送る準備。家族としては、気持ちのやりどころの無い思いで一杯になります。そんな御相談の時だから、大切な方を送る準備だからこそ、私達は精一杯、ご家族に寄り添わせて頂き、家族が考える、その方らしい送り方のお手伝いを、一所懸命させて頂けたらと思っています。